99歳と100歳 生涯の友 ビデオ電話で再会を果たす

「大阪のSさんからお手紙が届いて、大そう喜ばれています」
と、介護施設で母をお世話いただいる方からメールをいただいたのが、帰省の1週間前。

母が「返事を書きたいから、かわいい便箋を買ってきてほしいとおっしゃっています」と。

親友の「ちゅうちゃん」だとわかり、内容を写真で送ってもらいました。
一足先に、100歳になられていること、手紙の交流が途絶えた母を心配してくださっていることがわかりました。

達筆な文面から、めっちゃお元気だと確信!

そだ!翌週の訪問で、ビデオ電話をトライしてみよう!
・・・と閃きました。
 

ご住所から電話番号を検索したら、幸いおうちは記憶のとおりご商売を継続されているのですぐわかりました。ところがお盆休みのせいかずっと留守電・・・。

帰省の前日に息子さんとやっとつながり、大急ぎでお世話をされている娘さんとLINE友だちになっていただき(どうやって友だちになるのー!!?からw)、きのうを迎えました。

そして再会!

結論からいうと

もうね、プレシャスモーメント過ぎました!

認知症の前なら、感激屋さんの母はおそらく、開始5秒でボロボロ泣いただろうと思いますが、反応はゆるやかでした。

でも、ちゃんとすぐに「ちゅうちゃん」とわかって時折、笑顔に。途中、ヘッドフォンにしたら会話もつながっていました。

ちゅうちゃんさんは、ホンマに100歳ですか!?と思ってしまうほど、シャッキシャキ!

「どうしてるの?テレビとか、見てる?らんまん、見てるぅ?」(笑)

みたいに、普通の速度でお話しされてました。すっごいな~~~。

聞けば幼少の頃、身体が弱くて、早生まれということもあり、小学校の入学を遅らせたので、母より1つ上なんだそうです。今もご自宅で、食事の用意などはご家族の世話になっていらっしゃるものの、食器洗いやお風呂の掃除は、今もなさっているとのこと。

脚はよぼよぼです~と自虐的におっしゃっていましたが、登山用の杖でお散歩もされているんですよ。ひゃ~~!

どうやったら100歳であんなに頭脳が衰えず、家事も分担しながら暮らせるんだろうと驚愕しました。

電話のあと、お嬢さんに、上の写真と一部の動画をLINEで送り、SNSの日記に書くことも快諾してくださいましたので、これを記録にしたためております。

最後に孫娘と祖母。このセッティングで多いに助けてくれました。

ビデオ会話中の画面収録をリマインドしてくれたので、貴重な貴重なツーショットが残せました。ありがとー!


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藤林恵子
(ふじばやしけいこ)

京都市出身。上智大学外国語学部英語学科卒業。通訳ガイド国家資格、英検1級などの資格を持つ。在学中、ミズーリ州立大学コロンビア校へ留学。卒業後は企業の役員秘書を経て、専門学校の英語講師を務める。米国コネチカット州で5年間過ごした後、横浜で2001年6月から英語教室を始める。子ども向け英語教材『チャンツでポン!』『ダンスでポン!』『英単語でポン!』『英単語でポン!センテンス・会話編』など多数。

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