セブ島の公立小学校を見学させてもらいました
フィリピン小学校事情はどんなだろうと
先生たちにいろいろ聞いてみました。
そもそもフィリピンは
中学という期間がないそうです。
小学校(7~12才)からいきなり高校(13~16才)
なんだそうです。
貧富の差が日本どころじゃない格差社会
なので、少しでも余裕のある家は
小学校から私立に行かせるそうです。
英語学校のフィリピン人の先生たちと
話していて、私立小出身の先生は、
英語の発音や滑らかさが鍛えられて
いる傾向にあるかも、と感じました。
特徴的なのは時間区分。
公立小は、なんと午前、午後、夜間の
3交替制だそう。
人口の多さ(1億を越しています)
一家庭4-5人の子だくさん事情を
考えるとなるほど、です。
どの時間枠かは、早いもの順らしく、
登録期間の間に、午前から埋まって
いくそうです。
morning class: 6時から12時
afternoon class: 12時から18時
night class: 18時~21時(土曜で補うらしい)
朝6時から?!(驚)
そんな話をいろいろしていたら
小学校に行ってみる?という
ことになり、許可を得たので
今日、英語学校の先生といっしょに
歩いて5分のマクタン小学校を訪ねました。
看板に学校建設のスポンサーでしょうか、
ペンキ会社っぽい社名入り。
公立の1クラスは3年生以上だと
50人~80人くらいと聞き、
暑いセブでどんな状態?と思って
いましたが
どうやらそこまで多いのは
マニラらしく、私が見たセブの小学校は
せいぜい50人くらい。
混み具合では驚かず。
低学年は30名くらいで少なめでした。
とってもいい笑顔の子供たちが
寄ってきて「写真撮っていい?」と
聞いたら、イエーイと
喜こんでくれました。
何年生に見えます?
・・・
・・・
公立小事情に詳しい
ラナ先生も3年生クラス?と
間違えたのですが、
6年生
念のために年も聞きましたが
Twelve!
男の子が小さく見えました。
この子達、来年はハイスクールということ?
学校好き?と聞くと躊躇なく元気に
Yes!!!!!
好きな科目を聞いたら、
mathとEnglishが多かったです。
小学校に体育館もプールも広い
グラウンドもないので、PEと答えた
子はいなかったです。
だって理論だけなんだそう。
建物は2階建てと1階建てが
日本的な感覚でいうと
ごくラフにランダムに、
ちょっとここ空いてるから
もう一つ建てるべ~な感じで
建っています^^;。
建物間が通路であり
遊び場にもなっているのかな。
先生が思い思いにカーテンを
かけているのでしょう。
クラスごとに自由(不統一)で
超ラブリー系(笑)
おっとこれは・・・
青空キッチン。
建物と建物の間で
お昼を作っていました。
中身をのぞくと、
かなりダークなドロッとした
感じ。豆の何かかなぁ??
と聞くと
Chocolate porridge
チョコレートのおかゆという予想外な
お答え。champoradoというそうです。
これを一人一杯ずつ配るとのこと。
お金さえもってきていれば
子供たちが買うそうです。
制服を着てる子もいれば、私服の子も
いる。買えない家庭だと買わない。
校庭はこれが全部です。
バスケットボールのフープも
ひとつのみ。
ここでたぶん、国旗掲揚などの
flag ceremonyを月と金にやっているはず、と。
授業は
English
math
scienceは
英語で教え
music
PE
GMRC(good manner and right conduct)
religion
home economics
はタガログ語だそう。
英語はフォニックスから
日本のあいうえおのように
aeiou
babebubobu
と覚えるそうです。
校門にはもれなくセキュリティチェックの方。
見学できてよかったです!
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限られた時間で、限られた相手から
見聞きした内容だとご了承ください。
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再び、藤林英語教室の保護者様
クイズにしますのでナイショにしておいてくださいませ。
わたしはいまセブに滞在しています。小学校教師の資格をもっていて、セブで現地の子どもたちと触れ合う中で小学校をみてみたいと思いました。そして探しているうちのこのブログを見つけました。私も見学をしたいのですが、どのようにコンタクトをとれば良いのか教えてほしいです。
吉野様
お読みいただきありがとうございます。どのように・・という点では私も詳しくないです。現地にいらっしゃるのであれば、直接に出向いてお願いする(あるいは電話をしてアポをとる)のが一番かと思います。私は語学学校の先生が電話でアポを取って、いっしょに行ってくださいました。学校についたら軽く挨拶して、あとは勝手に見てね~な感じでした。楽しい滞在を!