英文を読む練習方法:「はや読み」~「チャンツでポン」利用

初心者が英文を読めるようになるためのひとつの導入方法として
「はや読み」を新しい動画で紹介します(小2クラス)。

 

1.リピート読み
CDの音声を聞いて、プリントの文字を追いながら繰り返します。

2.ダブルリピート読み
CDの音声を聞いたあとすぐに、すばやく2回繰り返すように読む。
この練習で滑らかさが増し、リアルな会話速度に近づきます。

3.単語数を数える
1と2の練習で、自力で読めるようになったら、1分間で何単語読めるかを
記録します。

【単語数】プリントには3周までの単語数の累計が書いてあるのでそこまでは
計算不要です。4周目からは足し算するか、書き足すかで対応してみてください。

4.1行読みリレー
クラスなら1行読みをリレーでどんどん回し、つっかえている子がいないか
チェックします。

5.個人読みチェック
宿題でさらに単語数を伸ばしてくるように指示します。

ちなみに単語数は、あくまで先週の自分との闘い。人と比べて、ではありません。
短距離走のタイムを計るように、数字が上がっていくのが子どもはうれしいようです。

以上がおよその手順です。

このやり方の最大のメリットは
◎早い段階で、英語が読める!という喜びと自信が得られること。

従来ですと、まずはアルファベットを導入、そしてフォニックスで丁寧に、a-a-appleとやる、
という感じかと思います。それも確かに必要なのですが、それだけで読みまで到達しようとすると、
おそらく週1の教室では小学生だと1年以上かかるのではないでしょうか。

下の動画の子は途中入会した子(小3)で、レッスンとしては6回目。
はや読みを導入して2回目で、ここまで読めるようになりました。
音声の耳コピから、すんなりつながったパターンです。

 

逆に単語レベルで読めているか、頭文字が書けるか、発音が正確に出せているか、
という指導はこれから必要になりますが、英語が読める!といううれしさは
学習を加速させる強いモチベーションとなるはずです。

ポンシリーズの中でも
「チャンツでポン」(CD2枚組)
「英単語でポン」(DVD1枚)
「英単語でポンセンテンス会話編」(CD2枚組)
の3つはすべてこのようにリピートの「間(ま)」があり、練習しやすくなっています。

参考になれば幸いです^^。

 


関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

プロフィール

藤林恵子プロフィール写真

藤林恵子
(ふじばやしけいこ)

京都市出身。上智大学外国語学部英語学科卒業。通訳ガイド国家資格、英検1級などの資格を持つ。在学中、ミズーリ州立大学コロンビア校へ留学。卒業後は企業の役員秘書を経て、専門学校の英語講師を務める。米国コネチカット州で5年間過ごした後、横浜で2001年6月から英語教室を始める。子ども向け英語教材『チャンツでポン!』『ダンスでポン!』『英単語でポン!』『英単語でポン!センテンス・会話編』など多数。

詳細なプロフィールはこちら

LINE のスタンプ「おうち会話でポン!」

おうち会話でポン!

家族でよく使うセリフが入力済み。イラストレーターあさこ作のキュートなママとネコで、ポンポン!と軽快にスタンプ会話ができます。

LINE STORE

最近のコメント

アーカイブ

ページ上部へ戻る